放射線科では、インターベンショナルラジオロジー(IVR)という専門領域があり、血管撮影装置やCT、超音波などで体の中を観察しながら皮膚から挿入したカテーテルなどを病巣部まで誘導し、がんや血管病変を治療します。侵襲性の少ない治療を希望される患者さんに適応があります。
当科の特色
当科では、地域の基幹病院、研究機関としての特性を生かし、最適で先進的なIVRによる低侵襲治療を提供しています。 IVRは血管系と非血管系に分類されますが、いずれの領域に関しても最先端の診療を行っています。 血管系IVRでは大動脈ステントグラフトの分野で高い治療成績を挙げています。 がんに対する非血管系IVRでは、肝細胞癌や肺癌、腎癌、骨腫瘍などの様々な腫瘍に対するラジオ波凝固療法(RFA)や凍結療法を行っており、世界をリードする存在として注目されており、県外からも多数の患者様が受診されています。 またCTを用いた呼吸器関連のIVR(肺癌に対する経皮的生検術など)を行っています。他の診療科と緊密に連携しながら、外来診療および入院診療を行っています。
当院使用装置一覧 (CT装置に関しては診断部門をご参照ください)
血管撮影 | |
血管撮影装置 (5台) |
Allura Xper FD 10/10 Flex Vision XL(PHILIPS) |
Azurion7 B20/15 (PHILIPS) | |
ARTIS icono D-spin (SIEMENSE) | |
Infinic Celeve-i INFX-8000C |
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Allura Clarity FD20 (PHILIPS)(手術室) |
主な診療対象疾患
血管系IVR
非血管系IVR
その他にも、原発性アルドステロン症に対する副腎静脈サンプリングや、子宮筋腫などに対する子宮動脈塞栓術など多岐にわたるIVR治療を実施しています。
活動実績
当科では、地域の基幹病院、研究機関としての特性を生かし、最適で先進的なIVRによる低侵襲治療を提供しています。 IVRは血管系と非血管系に分類されますが、いずれの領域に関しても最先端の診療を行っています。 血管系IVRでは大動脈ステントグラフトの分野で高い治療成績を挙げています。 がんに対する非血管系IVRでは、肝細胞癌や肺癌、腎癌、骨腫瘍などの様々な腫瘍に対するラジオ波凝固療法(RFA)や凍結療法を行っており、世界をリードする存在として注目されており、県外からも多数の患者様が受診されています。 またCTを用いた呼吸器関連のIVR(肺癌に対する経皮的生検術など)を行っています。他の診療科と緊密に連携しながら、外来診療および入院診療を行っています。
血管系IVR (R2年度)
非血管系IVR (R2年度)