教 育
三重大学小児看護学では、「こども、家族主体のケア(Child & Family-Centered Care)」を理念に、こどもと家族の有意義なLife(生活、人生、命)を支えるために必要な知識や技術を学び、「看護実践能力を養うこと」を目指した教育に取り組んでいます。そのため、成長・発達に関する諸理論を基盤に、愛着理論、親子の相互作用モデル、家族理論、こどものセルフケアやストレス理論の学習を行い、事例を通して、理論を活用した看護実践力を養います。
また、学部時代から大学院生や看護研究者とともに学習する機会をもち、研究マインドを備えた看護師の育成をしています。さまざまな人との出会いやつながりを通して、人間性豊かで、高い倫理観、リーダーシップを有する人財の育成に努めています。
学部生 卒業研究
2023年度
2023年度
卒業論文
修士論文
看護師による急性疾患・短期入院の患児のきょうだい支援の現状
化学療法中のこどもの内服における看護ケアに関する文献検討
乳幼児のメディア使用に対する保護者の認識の関連性と認識に影響した年代ごとの要因に関する文献レビュー
患者家族滞在施設の利用による子どもと家族に対する看護師の捉え方
吃音のある子どもをもつ親の抱える思いや養育態度の実態に関する文献検討
慢性疾患のこどもをもつ家族の養育態度による成人移行期のセルフマネジメントへの影響に関するスコーピングレビュー
医療的ケアを必要とするこどもが地域の小学校に就学及び通学できるよう看護師が行った調整
小児看護専門看護師が「そこにいること」で得た経験
~苦痛を伴う検査・処置を受けるこどものケアに焦点をあてて~
看護師による急性疾患・短期入院の患児のきょうだい支援の現状
修士論文
NICUに長期入院しているこどもの権利を守るための看護師の信念
学部生 卒業研究
2022年度
2022年度
不慮の事故により医療的ケアが必要となった子どもの母親に対する急性期における看護師の関わり
終末期にある思春期の小児がん患者の願いをかなえようとするための看護師のかかわり
重症心身障害児の成長発達に対して看護師が行うケア
:急性期一般小児病棟に焦点をあてたスコーピングレビュー
思春期の子どもの Sense of Coherence に関する日本国内の研究動向の文献検討
–慢性疾患を持つ子どもへの活用に向けて–
乳幼児期の食物アレルギーをもつ子どもに症状が出現した際の子どもと親への精神面への看護
乳幼児期の患児に付き添う母親のストレスとその要因に関する付き添い期間ごとの文献検討
遊びを取り入れたプレパレーションに関する文献検討
プレパレーション実施による痛みを伴う検査・処置への子どもの心理・行動的プロセス
多胎児を育てる親の困難感に関する文献検討
文献レビュー
: コロナ禍での NICU の面会制限に対する親の認識
卒業研究発表会