テーマ：こどもと家族の”それまで”と”これから”
　今回は、大学病院の小児科病棟で勤務されている看護師さんから、突然の病により医療的ケアが必要となったお子さんとご家族と関わられた経験についてお話しいただきました。
　私たちは、こどもが病気になった今、ご家族がどんな思いでいらっしゃるのか、これからどんなことが大切かに着目することが多いのですが、お子さんとご家族が、病気になる前に重ねていたそれまでの体験に目を向けることの大切さを感じられる時間となりました。
　看護師からみると家族の考えが変わったように思えることも、家族として大事にしていることの軸は変わっていないこともあるかもしれません。だからこそ、退院に向けた支援の場面では、医療的ケアを覚えてほしいなど、医療者主体ではなく、こども、家族がどうありたいと思っているかを大切に取り組むことの大切さや、場所が変わってもそのこども、家族らしく過ごせるための医療者間の連携の必要性など、様々なディスカッションがありました。
　現地・オンライン合わせて40名以上の方々にご参加いただきました。ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
　次回の企画が決まり次第、案内しますので、ぜひまたお越しください。