会長挨拶

井村正史(昭和56年卒) 

 三医会ホームページにようこそ

三医会会員の皆様には益々ご清祥にてご活躍のこととお慶び申し上げます。2020年1月以来の新型コロナウイルス感染禍による慌ただしい日々も3年が経過してやっと落ち着きを取り戻した感があります。今年3月にはWBC優勝で日本中が大いに盛り上がりました。医学部では今年は第75回西医体が4年ぶりに開催される予定で、奮闘する学生諸君の雄姿が目に浮かびます。

三重大学医学部は昭和19年(1944年)4月に開校、昭和24年に第1期生が卒業され、昭和30年5月に三医会が発足しました。三医会会員総数は7000名を超え(卒業生6235名、学生750名、他大学出身者71名)、各学年理事2名で構成する理事会は79学年、特任理事7名を合わせて約150名で運営しています。私は2016年(平成28年)に7代目会長を拝命し今年で4期8年目となります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

三医会の活動目的は、会員相互の親睦、融和を図り、母校発展に尽くすこととなっていますが、学生諸君への支援や若手研究者への研究助成がとくに重要なテーマと考えています。

 学生諸君は西医体では2014年・2016年・2018年と総合優勝を成し遂げており、また今年2月の第117回医師国家試験では三重大学は国立大学43大学中1位(合格率96.2%、受験者132名中127名合格)の好成績で、伝統の文武両道がこれからもずっと繋がっていってほしいと願っています。

学術研究助成では、昭和57年から続く伝統の三医会賞が三重医学研究振興会との共同で平成29年度から生まれ変わり、毎年12月に研究助成授賞式を行っています。三医会賞・三重医学若手研究者賞・吉田壽記念三重医学研究振興会賞・三重医学貢献賞・緑の風記念三重医学研究振興会賞の5部門で、会員の皆様からの温かいご支援を賜り研究助成を継続できています。また、医学部大学院生の学位論文の中から優秀者を三医会奨励賞として毎年6月開催の三医会総会で表彰しています。研究助成は三医会活動の中でも根幹と言うべきもので今後さらに発展させていきたい所存です。

 他の主な活動として会報発行(毎年5月)と名簿発行(隔年)を行っています。

2014年に創立70周年事業が行われましたが、来年には創立80周年記念事業が計画され

ています。現在実行委員会が発足して準備されていますが、三医会として全面的に協力・支援していきたいと考えています。

今回ホームページを刷新することになりました。関東支部・東海支部・関西支部との連携をさらに強化して、これまで同様「チーム三重大」の想いで三医会活動に取り組んで参ります。

三医会会員の皆様に於かれましては三重大学医学部・附属病院ならびに学生諸君の活動に着目頂き、益々のご理解、ご協力、ならびに甚大なるご支援を賜ります様なにとぞよろしくお願い申し上げます。