サブスペシャルティ研修医募集

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小児血液・がん専門医

われわれと一緒に小児がんの子供を助けましょう!

三重大学小児科には、三重県内はもとより、和歌山県、愛知県、岐阜県等からの患者さんも入院しており、年間約30人の新患の悪性腫瘍患児が入院する東海地方でも有数の小児血液腫瘍専門の施設です。「多様性」をモットーとするわれわれの医局では、医局の枠を超えて国内の多くの施設へ人材を派遣してきましたが、同様に小児がん・血液疾患の診療に携わっていただける方を医局の枠を超えて求めています。
最新の診断と治療、長期フォローアップを含むトータルケア、さらには基礎研究、トランスレーショナルリサーチ、臨床研究など、多くのことを有意義に学んでいただけるものと確信しています。

三重大学小児科の紹介

三重大学医学部附属病院は、名古屋から50分、大阪から1時間40分の三重県の県庁所在地津市にあります。医学部・附属病院を含むキャンパスは伊勢湾に臨む風光明媚な自然のなかにあり勉学の好適地です。三重大学小児科は昭和31年井澤道元教授が教室を主宰して以来、永きにわたって小児血液・腫瘍疾患の臨床・研究を行っており、平成26年には平山雅浩教授が就任し、長い伝統の中にも、新しい意欲的な教室作りが始まっています。
三重大学小児科には、三重県内はもとより、和歌山県、愛知県、岐阜県等からの患者さんが入院しており、年間約30人の新患の悪性腫瘍患児が入院する東海地方でも有数の小児血液腫瘍専門の病院です。日本血液学会の血液専門医や、日本がん治療認定医機構のがん治療認定医を取得するための認定研修施設であり、小児科内にも複数の指導医・教育医がいます。また日本骨髄バンクや臍帯血バンクの認定施設にも指定されており、年間約10例の造血細胞移植を行っています。さらに院内各科との連携により、神経芽腫やウイルムス腫瘍などの小児がんはもとより、骨軟部腫瘍や脳腫瘍の小児・若年患者の抗がん化学療法も行っており、小児血液腫瘍科医として総合的な研修が行えます。整形外科・脳神経外科・血液腫瘍内科などとの合同カンファレンスなどもさかんに行われております。

小児血液・がん領域/小児血液・がん研修について

研修年限
原則として2年間の課程とするが、個別に相談可能。血液専門医・がん治療認定医の取得を目指す場合や、基礎研究・学位取得も目的とする場合は3~4年程度に延長も可能。
研修内容
小児血液疾患・腫瘍疾患の臨床及び研究に関わる基本的知識・技能の修得を目的として研修を行う。初年度は血液及び腫瘍性疾患や、造血細胞移植の 患児を担当し、疾患の病態理解・診断・治療及び患児・家族のケアについて研修する。2年次以降は上記研修を継続しつつ、希望により基礎的研究活動も行う。 さらに以下の科内、院内のカンファレンス等に参加する。

科内及び院内の研修医教育活動

  1. 小児科血液・腫瘍疾患症例検討会(週1回)
  2. 小児科臨床抄読会 (週1回)
  3. 小児科リサーチカンファレンス (隔週)
  4. 小児科Tumor Board(月1回)
  5. 附属病院Tumor Board(月1回)
  6. 造血細胞移植カンファレンス(年3回、血液腫瘍内科と合同)
  7. 整形外科・脳神経外科とのカンファレンス(非定期)
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