2006年に治験管理センターから発展的改組にて設置されました。当初は治験の支援のみを行っておりましたが、現センターになってからは臨床研究支援も充実させてきました。

臨床研究は、医学の進歩には不可欠のものです。しかし、功を焦る研究者による研究不正も後を絶ちません。こういった状況を重く見た国は、臨床研究法の制定・施行、人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針の施行などを行い、規制を強化してきました。これらの規制は毎年のように変更が加えられ、研究者側には理解しにくい状況になってきています。

当センターでは研究者に対し、これらの法や指針をわかりやすく教育を行っていくとともに、研究計画書作成から研究終了まで、できる限り研究者への支援を行っていきたいと考えております。

これらの研究支援により、三重大学から新しいエビデンスを発信していけるよう、努力してまいりたいと思います。

皆様からのご指導・ご鞭撻をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

臨床研究開発センター長
田丸　智巳